Column あらためまして「想像力」
あらためまして「想像力」と題うって今回のコラムを書き始めましたが、想像力を改めて考える良い機会でした。「リアルであることと リアリティであること、は違う」と小風 さちさんは伝えてくれました。この言葉が「表現する」上で、とても大切なことだと感じています。小風 さちさんは、文章を書く前の「物語の下支え」の重要性について語られていて、「文章を書く時に、一つの世界を構築していく時に、リアルでなくてもいいと思う。ファンタジーでもいい。しかし、そこにリアリティがないと子どもたちにはそっぽを向かれてしまう。本は一度閉じられてしまったら、いくら中から「おーい」と叫んでも、もう子どもたちには届かない」つまり、「想像力ある表現をするには、リアリティの蓄積が、そこに費やす圧倒的な時間が蓄積されている」ということだと理解しました。自分の眼で、足で見る。そうした経験を通過した物語にはリアリティが出てくる。それが「物語の下支え」となる。